Bクラス-食品学1(1回目)/1-2講義,1-2配付 [食品学B]
【食品学とは/食品の機能/食品の分類】
■ 食品学とは何か、何を学ぶのか
食品学とは食品を対象にした学問である。
まず食品の共通部分について学ぶ。共通部分とは一般的に食品に含まれる成分のことをさし、色や香り、味に関する嗜好成分から、たんぱく質や脂質、炭水化物などの栄養成分まで種類は多い。
次に食品の共通部分をベースにして個々の食品の特徴を学ぶ。
そして最終的には食品の有効利用ができる能力を身につける。
■ 食品とはどういうものか
「食品とはヒトの体に役立つ栄養素を含んでいて、調理加工することで食べ物になるもの。」
食品(じゃがいも、たまねぎ、にんじん、肉) → 調理 → 食べ物(シチュー、カレー)
1) 人が生命(健康)を維持するために必要なもの。
2) 1種類以上の栄養素を含む。
3) 有害物質を含まない(安全である)。
■ 嗜好品や食品添加物は食品?
日常的には食品と同列に扱っている。
・嗜好品
栄養素は期待できないが、味覚、視覚、嗅覚、触覚などの感覚を楽しませる働きがある。
例)アルコール飲料、お茶、炭酸飲料、菓子など
・食品添加物
食品に味覚、視覚、嗅覚、触覚などの感覚や硬さ、粘度などの物理的性質を与えて食欲を増進させたり好ましい性質を与えたりするもの。保存性を良くする。
■ 食品の機能
・第一次機能(栄養機能)
生命維持に必要なエネルギー源や体の構成分補給として栄養的に果たす機能
・第二次機能(感覚機能:味覚、色、香)
特有の味や香り、色など美味しさを表す機能
・第三次機能(生体調節機能)
体調を整える機能 病気予防や健康の維持増進に果たす機能
トクホはこの食品の第三次機能に着目した食品である。
■ 食品の分類
1) 食品の栄養組成による分類(栄養指導や食生活指導に利用される分類である)
a. 3色食品群 b. 4つの食品群 c. 6つの基礎食品群
2) 生産様式による分類(食品の特徴を捉えるのに有効な分類である)
a. 農産食品 b.水産食品 c.畜産食品 d. 林産食品 e. 加工食品
■ 食品学とは何か、何を学ぶのか
食品学とは食品を対象にした学問である。
まず食品の共通部分について学ぶ。共通部分とは一般的に食品に含まれる成分のことをさし、色や香り、味に関する嗜好成分から、たんぱく質や脂質、炭水化物などの栄養成分まで種類は多い。
次に食品の共通部分をベースにして個々の食品の特徴を学ぶ。
そして最終的には食品の有効利用ができる能力を身につける。
■ 食品とはどういうものか
「食品とはヒトの体に役立つ栄養素を含んでいて、調理加工することで食べ物になるもの。」
食品(じゃがいも、たまねぎ、にんじん、肉) → 調理 → 食べ物(シチュー、カレー)
1) 人が生命(健康)を維持するために必要なもの。
2) 1種類以上の栄養素を含む。
3) 有害物質を含まない(安全である)。
■ 嗜好品や食品添加物は食品?
日常的には食品と同列に扱っている。
・嗜好品
栄養素は期待できないが、味覚、視覚、嗅覚、触覚などの感覚を楽しませる働きがある。
例)アルコール飲料、お茶、炭酸飲料、菓子など
・食品添加物
食品に味覚、視覚、嗅覚、触覚などの感覚や硬さ、粘度などの物理的性質を与えて食欲を増進させたり好ましい性質を与えたりするもの。保存性を良くする。
■ 食品の機能
・第一次機能(栄養機能)
生命維持に必要なエネルギー源や体の構成分補給として栄養的に果たす機能
・第二次機能(感覚機能:味覚、色、香)
特有の味や香り、色など美味しさを表す機能
・第三次機能(生体調節機能)
体調を整える機能 病気予防や健康の維持増進に果たす機能
トクホはこの食品の第三次機能に着目した食品である。
■ 食品の分類
1) 食品の栄養組成による分類(栄養指導や食生活指導に利用される分類である)
a. 3色食品群 b. 4つの食品群 c. 6つの基礎食品群
2) 生産様式による分類(食品の特徴を捉えるのに有効な分類である)
a. 農産食品 b.水産食品 c.畜産食品 d. 林産食品 e. 加工食品